あま市 七宝焼アートヴィレッジ
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七宝だより

七宝少女2無線七宝

七宝少女1有線七宝

2020年11月、名古屋芸術大学の学生の協力のもと、七宝作品を擬人化したキャラクター「七宝少女」4人を発表しました。それぞれの作品の特徴をとらえた少女の姿をご覧ください。

市内外の学校が来館しています

今月11月から来月12月にかけて市内外の主に小学校の来館が増えています。新型コロナウイルス感染症の影響で夏以前に実施を予定していた学校などが実施を延期したものなどが含まれています。当館では、室内が密にならないように場所の配置を調整しながら、児童たちに楽しんでいただけるよう心掛けています。

展示室お客様ノートより16

「学生の時七宝焼を研究・製作していました。(中略)終始感動してじっくり2じかんも堪能させていただきました。遠方からですが本当に来てよかったです。」  ありがとうございました。北関東からお越しいただき、朝から時間をかけてごらんいただきました。

資料解説 企画展「韓国七宝協会招待展」図録

日本の七宝技術はもともと中国から朝鮮半島を経て伝わったと考えられていますが、韓国の古い七宝についての情報はあまり伝わってはいません。しかし、現代の作家さんの活動は盛んにおこなわれています。ここでは、現在の韓国の七宝作家の作品41点を紹介しました。

資料解説 企画展「近代七宝のはじまりー尾張から東西へー」

尾張から始まった近代七宝の技術は京都と東京へと流れそれぞれの地で発達し、京都では並河靖之、東京では濤川惣助というそれぞれ後に七宝分野で帝室技芸員に任命された人物を生み出しました。この展示では尾張の最初期の七宝が後に尾張でどのように発展していったか、京都と東京ではどのような製品となっていったかをそれぞれの代表的な作品を展示して紹介しました。ちなみにこの展示は令和初の行幸啓でご来館された天皇・皇后両陛下にもご高覧いただきました。(2019年刊)

資料解説 企画展「七宝の輝き 日本の勲章」展図録

日本の勲章は明治初めに定められてから、ずっと七宝が使われてきました。以前は委託された個人がつくっていたこともあったようですが、現在では独立行政法人造幣局が一手に製作をしています。ここで作られる勲章は天皇陛下のみが佩用する大勲位菊花章頸飾から一般のひとが叙勲を受けるものまですべてですが、これらの勲章の中から七宝を用いて作られた勲章をすべて造幣局のご厚意により借用して紹介しました。(2017年刊)

資料解説 企画展「七宝作家 田村幸夫」展図録

田村幸夫(1933~2009)は遠島(あま市七宝町遠島)の田村七宝の三代目として活躍した七宝家で、日本工芸会所属の七宝作家として初期のころより活動していました。製品として七宝をつくる窯元が中心の遠島において、氏は、作家として名を売る数少ない七宝家でした。展示では工芸展に出品した作品を館蔵と田村七宝所蔵の品から紹介しました。(2017年刊)

 

資料解説 企画展「七宝に描かれためでたきものたち」展図録

七宝には、花や鳥以外にも吉祥を表す文様が描かれるものがたくさんあります。それは、龍や鳳凰といった代表的なものを始めとして、鶴や亀、変わったところでは蝙蝠(こうもり)といったところが、めでたいしるしとして使われてきました。七宝製品のように長い時間身近に飾っておくようなものだけに人は縁起のいいものを求めたのかもしれません。これらの文様の作品の数々を館蔵品や寄託品、京都の並河靖之七宝記念館、清水三年坂美術館、名古屋市博物館の所蔵品などを紹介しました。(2016年刊)

資料解説 企画展「技の軌跡 七宝職人の心意気」展図録

七宝の製作工程を理解していても、実際に作ってみると思っていた以上にいろいろな手間がかかることがわかります。なにげない部分に多くの手間を使って、仕上がりを際立たせることなどがあります。こうしたことは、作品を外から見ているだけでは決してわからないこともあります。この展示では、そうしたさりげない七宝職人たちの技の跡を示しました。尾張と京都の七宝の名品たちをコレクターの作品で紹介しました。(2016年刊)

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